Repeaterコントロールを使う上での注意点

RepeaterとはDataGridの様にデータ表示をする機能を持つコントロールなのですが、このコントロールはDataGridに比べてパフォーマンスを重視したコントロールと言った感じです。代わりにDataGrid程のメソッドやプロパティは持ちません。
Repeaterを初めて使う人はきっと戸惑うと思うのですが、このコントロールは他のコントロールとは使い勝手からして違います。理由は『HTMLソースを直接編集する事になるから』です。

事実デザイナ画面で設定できるプロパティは

  • ID
  • DataBindings
  • DataMember
  • DataSource
  • EnableViewState
  • Visible

となっています。
HTML画面では5つのテンプレートを編集できるのでそれで見栄え等をテーブル上にしたりする事が可能です。詳細はヘルプを見たほうがいいと思うのでリンク張っておきます。

MSDN ライブラリ

Repeaterにデータを表示する為にはDataGrid同様にソースの指定>バインドをしなければなりません。しかしその記述もHTMLに記述するため少し特殊な形になります。


<%# DataBinder.Eval(Container.DataItem,"(列名)","(書式設定)"%>
となります。@ITにその記事が載っていたのでリンクを。

@IT:.NET TIPS [ASP.NET]DataBinder.Evalメソッドを使用するメリット/デメリットは? - C# Webフォーム

何でもDataGridに走るわけじゃなく適材適所としてRepeaterも使いましょう!