ドキュメントアウトライン

Web開発でもWindows開発でも個人的に活用しているウィンドウとして、ドキュメントアウトラインがあります。
これはデフォルトでは表示されていないウィンドウです。どういった事が表示されるかと言うと、今作成中のフォームとコントロールの関係がツリービューで表示されます。しかも階層の確認の他に編集も出来たりします。

例えば、グループボックス内に複数ラジオボタンを入れます。その中の1つにしかCheckedプロパティは本来はTrueに出来ません。グループボックスと言うコンテナの中に格納されているのですから当然ですよね。


この時にドキュメントアウトラインウィンドウ内に表示されているChekedプロパティをTrueに設定しているラジオボタンにフォーカスを当ててドキュメントアウトラインの上部に表示されている←ボタンを押すと、そのラジオボタンはグループボックスの枠の外に表示されます。結果として、他のラジオボタンのCheckedプロパティをTrueにする事が可能になります。本来は重複しているのでグループボックス内で1つしかTrueに設定できません。


こう言った小ネタにも使えますが、本来のコントロールの関係を確認すると言う役割だけでかなりの価値があります。折角ある有効な機能なので是非活用してみてください。