いま、求められる新たな「情報作法」

要約にも書いてありましたが、ITを扱う人を育成する事が大事な気がします。


この10年、急激に進んだオフィスワークのIT化で、仕事の進め方は劇的に変わった。ところが「仕事のお作法」がこのPCの時代にまだ対応できておらず、現在のオフィスはいわば無法地帯となっている。


オフィスワーカーにはITリテラシが必須スキルとして求められるようになってきた。しかしそれを理解して、社員にPC操作の技術を基本からきちんと習得させている企業はまだ多くない。最近のPCはクリックだけでほとんど操作でき、見よう見まねでも何とかなってしまうので、余計に本人任せの傾向が強いのだ。


また紙の時代から、いまに至るまで「まったく改善の兆しが見えない」のが、“会議の効率化”である。効率的な会議進行も、社会人にとって必須スキルの1つであり、社員にそれを身に付けさせることは業務生産性の向上に大きく寄与するはずだ。


オフィスワーカーの業務時間において「情報関連業務+会議」が占める割合は53.6%にも及ぶのである。PC時代に即した“お作法”の徹底による改善機会は大きい。

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