Vistaのマルウェア感染はメーラーの実装による――Microsoftが検証結果公表
セキュリティ企業のSophosは11月に発表した報告書で、ワースト10のマルウェアのうち、上位3種はWindows Vistaに感染すると指摘した。オールチン氏はこの報告について「誤解を招くもの」だと反論している。
Microsoftでは、Windows Vistaのデフォルト設定のまま、ほかのセキュリティソフトを何も使わない状態のマシンで検証を実施。その結果、Windows Vistaのソフト(Windows Mailなど)だけを使っている場合、Sophosが挙げた10種類のマルウェアのいずれにも感染しないことが分かったとしている。
しかしMicrosoft Outlookや、既知の実行可能フォーマットを遮断するサードパーティー製クライアントを使った場合、「Bagle-Zip」と「Mydoom-O」の2種類は実行できてしまう可能性があると判明した。「いずれのケースもメールソフトの機能であって、Windows Vistaではない」とオールチン氏は強調している。また、実行可能ファイルを遮断しないメールクライアントでは「Netsky-D」にも感染する恐れがあるという。
Vistaだから安心って考えはないかと思いますが、VistaはXPよりも安心というような流れがある気がします。常識的な事ですが、ウイルス対策は常に万全の状態でいる必要がありますね。
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