差分ディスク利用はいろいろ応用ができそう
d:id:Yamaki:20091021:1256112167
先週id:Yamakiさんの上記投稿を参考にVHDブートにチャレンジしてみました。八巻さんが丁寧にまとめてくださっているので成功したんですが、一点はまった点があったのでメモ。
それはズバリ差分仮想ハードディスクの配置場所。親仮想ハードディスクと同じフォルダに配置していないと、ブート時に親仮想ハードディスクが見つけられずにエラーが発生してしまいました。
後、特に調べないで差分仮想ハードディスクを利用した時の印象。
- それほど遅さを感じない
- 容量固定・可変を選択できなかったけど、ブートしている間は127GB(確か容量可変の初期値)位利用状態になっていた。
- シャットダウン時には容量可変のように使用した分だけのサイズに戻っていた(HDDをあらかじめ確保するためって考えるのが無難かな?)。
- 通常ブートのCドライブがFドライブに飛ばされていた。
- 差分仮想ハードディスクの仮想マシン構成は「親仮想ハードディスクではなく差分ディスクだけ指定」
つまり、差分仮想ハードディスクは結構利用しやすい。というか利用メリットが多そうです。
具体的に上げるとWindows Server 2008 R2 + Hyper-V 2.0で一個親仮想ハードディスクを作成後、SysPrepをかけてあげれば、利用したい数だけ仮想マシン環境を用意しやすくなります。親は1つでも差分仮想ハードディスクを使って複数の仮想マシンを起動して利用することもできるので、たとえばVB6のアプリケーションのコンパイルマシンなんかには最適ですね(DelReg/RegSetを個別に行わなくとも差分ディスクを用意してあげればOk)。
唯一の問題点があるとすれば利用時にHDDを喰うのである程度のリソースが必要だって事かなー。Dドライブも絡めて云々だともう少し面倒になりそうな気もする。。。
もう少しこのあたり調べてみよう。