NuGetを使ってみよう
〜最初はjQueryが良いかも?〜
ASP.NET MVC 3のリリースに合わせて一緒にリリースされたNuGet。なんかよく解らないから特に触れなくてもいいか…と思う人が居るかもしれません*1。
というわけで一番活用するかも?なjQueryを例に簡単に使う方法をご紹介。先ずは、先月リリースされたばかりのASP.NET MVCのScriptsフォルダ。
ご覧のとおりjQueryは1.4.4です。-vsdocとか、-minまであるんですが、1.4.4です。
そして、今月jQuery 1.5がリリースされました。
悲しいことに一か月でプロジェクトテンプレートが最新じゃなくなった感じです。折角MVC 3のプロジェクトを作ったのに、jQuery最新版じゃないなんて!!!という場合にNuGetはかなり手間を省いて最新版を拾ってきてくれます。
VS 2010の表示から【Package Manager Console】を開きます(その他のウィンドウにいます)。
↑この画面が出てきたら次のコマンドを入力します。
Install-Package jQuery
コマンドを実行すると、結果をしっかりと出力してくれます。
嬉しいのは、最新のjQueryスクリプトが「Scriptsフォルダに配置されます」(ただ、ダウンロードするだけじゃなくて、適切なフォルダに配置してくれます。)
NuGetは多くの色々便利な機能や製品などが追加されていて、自分で作ったものをホストできます。
CLR/Hのjsakamotoさんが作成されたURLをパラメタとして渡すとQRコードを作成してくれるWebヘルパーなどもNuGetに登録されているので、ASP.NET MVCなどでサンプルを使用する際に試してみると面白いかもしれません。
[動画あり] QRコードをページに表示する - WebMatrix で QRCode Helperをインストールして使うまで(最新版) : @jsakamoto
*1:私の周りの人たちはむしろNuGetにホストしようとしたり、実際にホストしてたりちょっと普通じゃない…