Ruby on Rails入門者にも、経験者にもおすすめの書籍
読了自体はGW明け位だったんですが、レビュー書きそびれていました…
Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミングという書籍を読みました。私がこれを読もうと思ったのは、ASP.NET MVC開発において、Scott GuthrieさんがRailsを参考にしたと発言していたのが印象に残り、実際のRailsがどの様なつくりなのかを知りたかったからです。
入門者にもおすすめできる部分
私自身Railsだけでなく、Ruby自体も書き方に柔軟性がある。人気がある。複雑な計算をしようとすると若干遅いなどの印象しか持っていませんでした。要はRuby自体もインストールしたことが無い状態です。*1
本書ではRubyインストール方法から、Railsにおける環境構築などについて丁寧に書かれています。ある程度の文法の補足説明なども記載されているので入門者にとってRubyとRails両方を学習できる構成になっています。
私の場合ASP.NET MVCからMVCパターンに入門したクチですが、ある程度一つのMVCパターンを知っておけば本書は差分学習で済むので理解しやすいと感じました。
経験者におススメできるであろう部分
こちら私が伺っている範囲でしかありませんが、Rails3はまだ日本語の情報が少ないようで、書籍ならさらに情報が限られている状態の様です。ようは、Rails3の新機能などを押さえるには本書はかなり優れているようです。実際にRailsアプリケーション開発者の方で本書を読まれている@sandinist君は、良い本だと言っていました。近々、id:mrknさんもこの辺はレビューしてくれるはずです。
まとめ
Rails3開発しようとしている方、Rails以外のMVCパターン開発経験者で、Railsについて知りたい方、Rails入門したい方にとって本書はおススメです。
Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング
- 作者: 山田祥寛
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/05/12
- メディア: 大型本
- 購入: 27人 クリック: 664回
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