スマートデバイスでどこまで利用できる?

最近Office 365な作業や調整毎、提案毎が多くなってきているんですが、そんな中Office365周りの調べ物が増えてきてます。
そして、iPadな社内利用も増えてきたので、現時点で私が知ってる範囲でのiPad+Office 365連携まとめておきます。なお、肝心な点として私が今持ってる環境ではAD同期でこけ続けてるので実際に試しているわけではなく、恐らくこうだろう。と言う推測が多く書かれている点ご了承ください。

環境定義

基本的な事

ADFS+ADFS Proxyの構築を実施した際は社内外のWindowsからのアクセスはすべてシングルサインオンで実施できることになります。
Outlook/Lync/SharePointそれぞれドメインユーザーでログインしていればシームレスにアクセスできるはずです。


スマートデバイスでアクセスする場合は?

では、BYOD観点でスマートデバイスではどうやってアクセスするかを考えてみましょう。
Outlook Web Access利用時は基本的にどの環境でもログインID/パスワードは必要になるでしょう。
ちょっと煩雑です。まぁ、ブラウザでのアクセスなら仕方ないかな。



スマートデバイスの場合、Microsoftからアプリケーションが出ていたり、スマートデバイス側で対応していたりします。アプリを利用する場合は一度ユーザーID/パスワードを入力すれば、すぐにでも使えてパスワード変更しない限り大丈夫なはず。
Windows Phoneは当然のように各Office 365サービスにアクセスできるようになっています。



※これから調べる ADFS連動時ってどうなるんだろ?90日毎のパスワード変更対応で行ける?それともWindowsユーザーとパスワードで行ける?



メーラーと予定表(ExchangeOnline対応)

メーラーなんかはiPhone/iPad/android/Windows PhoneどれでもExchange Onlineと連動しています。予定表などもシームレスに連動してくれます。

Lync Online

アプリでアクセスが必須。それぞれ無料で出てます。基本的な使い勝手諸々は違いは無いはず。

android端末
Lync 2010をインストール(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.lync&hl=ja)
iPhone
Microsoft Lync 2010 for iPhoneをインストール(http://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-lync-2010-for-iphone/id484293461?mt=8
iPad
Microsoft Lync 2010 for iPadをインストール(http://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-lync-2010-for-ipad/id484222449?mt=8
Windows Phone
Lync 2010をインストール(http://www.windowsphone.com/ja-JP/apps/9ce93e51-5b35-e011-854c-00237de2db9e?wa=wsignin1.0


SharePoint Online

余りブラウザ越しでアクセスするのには向いてない模様。
今がどうなってるか確認できてないですが、MSDN Blogでも投稿されています。
SharePoint 2010 と Apple iPadMicrosoft SharePoint チームのブログ
今の所、アプリでアクセスする方が良さそうです。さっと調べたところ、Android/iPhone/iPadそれぞれで2製品ほど便利そうなのが出てました。

SharePlus
Infragisticsさんからリリースされている製品で、無料版、Pro版、Enterprise版と3つのEditionで提供されています。
ShareOffice
フェアユースさんからリリースされている製品で、日本企業が日本向け(マルチバイト対応、日本語UI対応などを実施)にリリースしたSharePointクライアントと言うのがウリの模様。日本企業が求めるユースを満たすために適宜バージョンアップしているという事です。



両方使用したことが無いので何とも言えませんが、SharePlusは無料のLite Editionがあるので、android/iPhone/iPadSharePoint Onlineへの利用を検討している際にはSharePlus Liteで評価してみるといいかもしれません。有料のPro版はオフラインで閲覧・編集機能もあるようですしね(クライアントにデータ落とす可能性が高いので空き容量と応相談とかはあるかも)。

android端末
SharePlus Lite(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.southlabs.android.SharePlusLite&feature=search_result)
android端末
SharePlus Pro(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.southlabs.android.SharePlusPro&feature=search_result#?t=W251bGwsMSwxLDEsImNvbS5zb3V0aGxhYnMuYW5kcm9pZC5TaGFyZVBsdXNQcm8iXQ..)
android端末
ShareOffice(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fairuse.shareoffice)
iPhone/iPad
SharePlus Lite(http://itunes.apple.com/jp/app/shareplus-lite-sharepoint/id364891946?mt=8
iPhone/iPad
SharePlus Pro(http://itunes.apple.com/jp/app/shareplus-office-mobile-client/id364895421?mt=8
iPhone
ShareOffice(http://itunes.apple.com/jp/app/shareoffice/id409136682?mt=8
iPad
ShareOffice for iPadhttp://itunes.apple.com/jp/app/shareoffice-for-ipad/id412559217?mt=8

SharePlusの方はiPhone/iPad両方とも同じアプリっぽいです。iPhone/iPad持っていない私は違いがよく解ってません。。。サイズが大きい時もうまく活用されるようになってはいるようですが、実際に試してみるとShareOffice for iPadの方がよりiPadに最適化されているかもしれません。

まとめ

Office 365と、ノート端末の場合はADFS+ADFS Proxyな恩恵を受けられますが、それ以外のスマートデバイスに関して言うと、シングルサインオンと言うよりは、各サービスに対応したクライアントを入れる事で簡単にアクセスして業務で活用できそうです。もやっとしていたのでこの辺りすっきりしたのが個人的に収穫有。

そして、ADFS+ADFS Proxy利用時に各クライアントにいれるパスワードがどうなるのかよく解ってないのでもし知っている方居ましたら教えてください○rz