ASPとASP.NETの違いって???(報告編1)
まずはじめにはっきりと言える事を。
ASPとASP.NETの違いと言うより、ASPとASP.NETはASP1.0〜3.0の特徴を受け継いでいますが、後継技術とは言えないと思います。強いて言うならば、ASP.NETは『.NET Framework』と言う枠組みの中でASPで不便に感じたり、必要だと感じた所を補う機能を加えられ再構築された物だと言えます。
違いは多々あるので、数回に分けてピックアップしていきたいと思います。
今回は以下の3つです。
- 拡張子の違い:ASPは『.asp』となり、ASP.NETは『.aspx』となる。拡張子が違うことによってエンジンが変わり、共存が可能である。
- 言語の違い:ASPでは使用されていたインタプリタ言語としてのVBScriptやJscriptが廃止され、ASP.NETではコンパイル言語としての、VB.NETやC#が使われるようになった。コンパイル言語を使用した結果としてパフォーマンスが数倍向上したと言える。
- モデルの違い:ASPは『HTML埋め込み型(ページインラインモデル)』だったが、ASP.NETでは『イベント駆動型(イベントドリブンモデル)』へ変わった。イベントドリブンモデルはコードビハインドを実現する事が出来た。(1)
(1) コードビハインドとは、デザイン部分とコード部分を分離し、デザイナとプログラマが同時に作業できるようになったと言える形です。この時デザイン部分は『〜.aspx』となり、コード部分は『〜.aspx.vb』となります。コードビハインドする時には、ディレクティブの構文を最低でも
<%@ Page Language="vb" Codebehind="フォーム名.aspx.vb" %>
と記述する必要があります。(VBの時であり、C#の時はc#と.aspx.csと変わります。)]]
ちなみに。ASPにはイベントの概念自体がありません!!!
#むぅさん小野さんありがとうございます(笑)
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