HTTP.sysとは?

カーネルモードで実行される。ワーカープロセスと分離されている為、もしユーザーモードのワーカープロセスが起動していないとき(再起動やダウン等)にはWWWサービス(WWW Service Administration and Monitoring コンポーネント)が変わりにワーカープロセスを起動する。


つまり、利用者にとってはワーカープロセスに障害が起きていても、リサイクルされていてもそれを感じる事無く利用しつづける事が出来る。



HTTP.sysはレスポンスキャッシュが組み込まれている。つまり一度処理したリクエストはユーザーモードのワーカープロセスに遷移する事無くHTTP.sysで処理する事が可能なため。パフォーマンスが大幅に向上するといえる。

参考文献
IIS 6.0の概要 − @IT