NT-Committee2 & Tech-Ezoの勉強会雑感
先週4日に行われたNT-Committee2 & Tech-Ezoの勉強会に参加したのですが、大変有意義な勉強会でした。Windows SharePoint Servicesについては、実際にテストもしたことが無いのでこれが始めての詳細を知る事が出来ました。リアルタイム・コラボレーションについても製品の紹介から活用方法、そしてそれがもたらすと思われる事について面白く熱い議論が交わされていました。
そんな訳で簡単にメモしたものを。。。
Windows SharePoint Servicesによる情報共有システムの全体像 〜ポイント整理〜
- Windows SharePoint Services(プラットフォーム)
- チーム単位での情報共有する為のWebサイト作成の為のエンジン
- SharePoint Portal Server 2003(アプリケーション)
- 部門・全社レベルのポーたる機能の提供
WSSとSPS 2003の差異
SPSはWSSの機能を拡張した物でメニューの位置が違うがエンジンは同じで、WSSをインストールした後でSPSをインストールする事になる。セキュリティやシングルサインオン、パーソナライズ、統合検索等の機能が拡張されている。
Webサイトの作成はOffice製品のWordやInfoPath、Excel等で行うが、この時有利なのはやはり2003シリーズである。2003シリーズはWSSのサイトから直接編集を行う事が出きるが、2000では行う事が出来ない。
- Webサイトのカスタマイズ方法
- Webブラウザ、FrontPage 2003等
- Web歳との拡張方法
- CAML、Webパーツ開発
- GroupBoardワークスペース
- WSSインストール後に追加する有償のテンプレート
WSSに関してはインストール方法等も説明していただけたのですが、自分メモが壮絶な事にあくまで自分専用のようなメモになってしまっているのでココまでです。。。ヽ(;・ー・)ノ
インストール時自分の環境ならココに注意しなくちゃ。とか○○を使うときには◇◇の動作も気にしながら。。。などなど。
リアルタイム・コラボレーションが実現する新しいコミュニケーション
マイクロソフトのリアルタイムコラボレーション製品としては次の物があります。
- Live Communications Server 2005
- 統合コミュニケーション基盤、プレゼンス&インスタントメッセージ ソリューション
- Live Meeting
- Web会議
- Communicator 2005
- 統合IM環境+インフォメーションワーカー向け テレフォニークライアント
JSOX法施行に向けてメッセのあり方について疑問が出ている。
不特定多数の社外の相手との間でやり取りをする際にログを取る事が出来ないのが最大のネック。
LCSはサーバー製品、Communicator 2005はクライアント製品(LCS専用)
CommunicatorはADで管理されていて、Exchangeto連動も可能。スケジューリングによって自動的に退席や会議などにプレゼンスが設定される。Office製品の中から選択し、電話やIMを送る事ができる。
LiveMeetingはASP型のオンライン会議サービスで、システム要件としてWindows以外のOSとしてMac OSX 10.3・Solaris 9も対応している。インターネット帯域幅としては200Kbps以上を推奨。
実際に会議を行う際、参加して欲しいメンバーに招待状を送付をし、参加者はメッセージ内にある参加のリンクをクリックする事でLiveMeetingに参加する事ができる。WordやExcel、PowerPoint、Visioとも連携を取っていて、会議中は発表者のファイルを独自の拡張子に変更した後、印刷して配布できるファイルだとすれば、仮想で作成し、端末にその製品が入っていなくても参加者全員見る事が出きる。
会議の最中にも共有のレベルを上げ下げする事で、参加者に見せるレベルを変更する事も可能
- 会議の資料のみ(ドキュメント共有)
- PPTならば全てのスライドを左側にサムネイルとして見せる事も可能
- 実際の操作を参加者の誰かに譲る事もできる。
- 発表者のデスクトップ全てを見せる事もできる。
LiveMeetingはインタラクティブ(双方向)に行う事ができる。
- 投票機能(質問やアンケートを表示し、リアルタイムで結果を知る事ができる)
- ホワイトボード(質問や解答などをリアルタイムで行う部分)
- チャット
- 座席表とムードインジケーター(どこに誰が参加しているかと、発表速度や内容に対するリクエスト等を表示)
以上の事からLive Meetingで利用可能なパターンは4種類あると考えられます。
- ミーティング
- トレーニング
- イベント
- リモートサポート
LiveMeetingを利用しても、オフラインでの会議は無くなりはしないが、その代わり今まで会議出張等にかけていた金額を押さえる事でかなりのコストを下げる事ができる事ができそうです。